坐骨神経痛でお悩みの方へ 後編
日常でできる坐骨神経痛の対策法
坐骨神経痛を改善・予防するには、腰への負荷や血流改善をする必要があります。
整骨院・接骨院における施術だけではなく、日常でできる対策もあります。
日々の積み重ねも大切ですので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
【坐骨神経痛の対処法】
坐骨神経痛における痛みが強い場合には、無理に動かさずに安静にしましょう。
数日経っても強い痛みが続くようであれば、我慢をせずご連絡、ご相談ください。
慢性的な痛みがある場合には、対処・予防法で坐骨神経痛に対応しましょう。
●腰を温める
入浴やホットパックなどで腰を温めることで、腰回りの血流が良くなります。
血流の悪さが原因で神経を刺激してしまっている場合には、温めることで痛みが軽減されるでしょう。
ただし、患部に熱があるような状態になっている場合には、温めることは逆効果になるため注意が必要です。
●腰の負荷を軽減させる
腰をよく使う仕事やスポーツをしている場合だけに限らず、日常生活の些細な動作で腰には負荷が蓄積されているものです。
重い荷物を持ち上げる際には、膝をついて持ち上げるなどして負荷を軽減させるようにしましょう。
また、同じ姿勢が長時間続くような場合には、途中で腰を動かすなどしてストレッチを挟むようにしてください。
●姿勢の悪さや、日常の癖を改善する
姿勢の悪さや、日常における姿勢のゆがみにつながるような癖は、腰への負荷の蓄積や血流を悪くしている可能性があります。
足を組んだり、鞄を片側の腕で持つ、立つ時に片方に重心を置くなど意識せずにゆがみの習慣を続けていることは多いものです。
日常の姿勢や癖を見直し、意識的に改善できるようにしていきましょう。
明舞接骨院の【坐骨神経痛】アプローチ方法
坐骨神経痛とはいったい何なのか?
この辺の疑問から解決していきます。
坐骨神経痛とはそもそも病気の名前ではなく、症状の名前です。
坐骨神経は腰から出てお尻を通り、太ももの後側、ふくらはぎ、そしてつま先まで伸びてる人体最大の末梢神経です。
この神経が何らかの原因によって圧迫や障害を受け、そのあとに発症する下肢の痛みやしびれを坐骨神経痛と呼んでおります。
それでは坐骨神経痛の原因とは何なのか、以下のものが挙げられます。
・腰椎椎間板ヘルニア
・脊柱管狭窄症
・腰椎すべり症
・変形性腰椎症
これらの脊椎疾患や「梨状筋症候群」(臀部にある梨状筋という筋肉が緊張し、その傍らにある坐骨神経を締め付けて起こる坐骨神経痛)が挙げられます。
また、血管や内科・婦人科疾患、腫瘍等から発症することもあるので特に注意が必要です。
このように坐骨神経痛の原因は様々ですが、当院に来院される多くの坐骨神経痛患者様は
脊椎疾患、腰に原因があって神経痛を発症されている方が多くご来院されます。