アウター・インナーマッスルはどこにあるの?
2回にわたりインナーマッスルとアウターマッスルを説明してきましたが今回はこの二つの筋肉が体のどこにあるのかを説明していきます。
最初に結論から言いますとほぼすべての筋肉にインナーマッスルとアウターマッスルはあります。筋肉は筋繊維がモザイク状に集まって形を作っていますがその中で赤い繊維・遅筋と白い繊維・速筋あります。
それぞれの繊維を簡単に説明すると。
遅筋:大きな力は発揮できないが、長時間にわたり力を発揮する繊維
速筋:瞬間的に大きな力は出せる瞬発性に優れた繊維
この二つの説明聞いたことありませんか?
そう、この二つの筋繊維がインナーマッスル【遅筋】とアウターマッスル【速筋】なのです。
・例として
腸腰筋では遅延:速筋が50:50であり
姿勢をまっすぐに保つ際には遅筋を使い、体を起こす際には速筋を使います。
上腕二頭筋では遅筋:速筋が46:54であり
肘の安定性や動きの調整を遅筋を使い、肘を曲げる際には速筋を使います。
膝下にある前脛骨筋では遅筋:速筋が73:27であり
立位で前に倒れないよう身体のバランスを保つのが遅筋を使い、つま先を上げる際は速筋を使います。
トレーニングをする時に二つの筋肉のことを理解することで効率よく体を鍛えることができます。