明舞(めいまい)整骨院|兵庫県神戸市垂水区|姿勢分析システムで姿勢・筋肉バランスを解析

O脚・肩こり・猫背・関節痛などのお悩みを姿勢評価システムで客観的に分析し、姿勢・筋力評価ごとに最適な施術を行います。

腰痛『ぎっくり腰』の正体と対処・治療法

激しい腰の痛みが走る「ぎっくり腰」

「ぎっくり腰」という言葉を耳にしたことがある方は多いでしょう。

 

ぎっくり腰は突然起こり、動けないほどの激しい痛みを伴います。

そのため、日常の些細な動作をすることも大変になりますし、生活に支障をきたしてしまうものです。

 

故に、ぎっくり腰は誰もが起こり得る症状であり、再発するという方も少なくありません
 

突然起こるぎっくり腰の原因

ぎっくり腰は、正式名称を急性腰痛症と言います。
名前の通り突然腰痛を起こすもので、動けないほどの激しい痛みが症状として現れます。

 

ぎっくり腰を起こす原因

 

ぎっくり腰は、特別な動きで引き起こされるものではありません。
「重い物を持ち上げた瞬間」「お辞儀をしたとき」「立ち上がろうとしたとき」などタイミングはさまざまですが、些細な動作で引き起こされることが多く挙げられます。

主に腰への負荷がかかった際に発症しますが、大きな負荷ではなくても突然ぎっくり腰になってしまうこともあります。

このような些細な動作でぎっくり腰が起こってしまう原因は、次のような例が考えられます。

 

●筋肉疲労や関節への負荷の蓄積

自分では意識していなくても、腰には日々の動作や行動で疲労が蓄積されています
デスクワークなど同じ姿勢で長時間作業をすると腰に負荷がかかるため、筋肉を疲労させてしまいます。
筋肉疲労や関節への負荷が蓄積されていくと、ある時突然キャパオーバーになってしまい、ぎっくり腰を引き起こすのです。

 

●骨格のゆがみ

姿勢の悪さや日常生活における癖によって、骨格のゆがみを引き起こしている方は多いものです。
そして、骨格がゆがむと筋肉バランスは崩れるため、腰に余分な負荷をかけやすくなってしまいます。
そうすると、筋肉は硬くなりやすく、そこに疲労も蓄積されるためぎっくり腰を引き起こすことにつながります。

 

●日常のストレス

日常生活においてストレスがあると、筋肉は緊張してしまうものです。
全身の筋肉が緊張すれば、腰の筋肉も柔軟性が低下して硬くなってしまいます。
そうすると血流も悪くなり、ぎっくり腰を起こしやすい身体になります。

ぎっくり腰の対処・予防方法

ぎっくり腰は激しい痛みを数日伴いますが、1週間ほどで徐々に痛みが改善していきます。
しかし、症状によっては改善が遅い場合や、ぎっくり腰が再発してしまうような事もあります。
そこで、ぎっくり腰の正しい対処法や予防方法を知っておきましょう。

 

ぎっくり腰の対処法と予防方法

 

ぎっくり腰になった場合、慌てることなく正しい対処法を行いましょう。
発症後は痛みが強いので、無理に動かさずに安静してください。
ぎっくり腰になった場合の対処法は、次のものが挙げられます。

 

●発症直後の痛みは冷やす

ぎっくり腰が発症した直後は、炎症を起こしているので患部に熱があります。
そのため、冷却パックなどで患部を冷やすことにより炎症を抑制し、痛みを軽減させます。

 

●動かせるようになったら少しずつ動かす

発症から数日経てば、痛みも改善していき腰も動かせるようになっていきます。
腰が動かせるようになったら、徐々にストレッチなどを取り入れて動かすようにしましょう。
腰をかばうような姿勢や動作を続けていると、筋肉が硬くなってしまい、回復に時間がかかる可能性があります。

また、ぎっくり腰は再発するケースも少なくありません。
日頃からぎっくり腰が再発しないように予防方法も取り入れていきましょう。

 

●姿勢の悪さを改善し、無理な姿勢をしない

姿勢の悪さは筋肉のバランスを崩して腰への負荷を大きくするため、日頃から姿勢には注意しましょう。
また、腰に負荷のかかるような無理な姿勢は禁物です。
同じ姿勢が続くような場合には小休憩を入れるようにしてください。

 

●ストレッチや適度な運動をする

ストレッチや適度な運動を日頃から行うことで、筋肉や関節の柔軟性が高まります。
そうすると、筋肉の疲労が蓄積させることを軽減してくれるので、ぎっくり腰予防につながります。
また、ストレッチや運動によってストレスも発散されるので、ぎっくり腰の誘因を減らすことができます。

タイプ別ぎっくり腰

皆様 ”ぎっくり腰” 経験したことはありますか?
ドイツ語では「魔女の一撃」と呼ばれているほど、強烈な痛みを伴います。
私も今までで2回程経験しました。
ぎっくり腰=急性腰痛症と呼ばれていますが、その名の通り急激に発症する腰の痛みの事です。

床から物を持ち上げたときや靴下を履こうと前屈みになったときなど、日常生活のさまざまな動作でぎっくり腰が起こるといわれています。

では、ぎっくり腰の原因は何なのでしょうか。
実は、ぎっくり腰の原因は未だに特定されていないのです。
私自身のぎっくり腰経験とぎっくり腰患者さんの施術経験を踏まえてご紹介したいと思います。

 

【椎間板性のぎっくり腰】

ぎっくり腰のタイプ別の頻度でいえばこのタイプが一番多いと思われます。
椎間板とは腰椎の間にありクッションの役割をしている軟骨です。
椎間板の周りに線維輪と呼ばれる部分があり、何かを持ち上げたりくしゃみをした時など椎間板に力や腹圧が加わり線維輪に傷がつき発症するものです。

一度発症すると、次のような症状を引き起こします。

・その場から動けなくなる
・動こうとすると腰がピキッと痛む
・腰が前屈み姿勢になって伸びない
・寝ていて寝返りがきつい
・起き上がろうとして体重がかかると痛い
・クシャミや咳をするとひびく

 

【筋肉性のぎっくり腰】

腰の右側(左側)が痛いなど、限局して痛みを訴えることが多いです。
物を持ち上げる、前屈みになる等で筋肉に伸張・収縮される力が加わり筋肉に傷がつき発症するものです。

施術法としては、手技消炎鎮痛処置をおこないます。
急性的な痛みの解消だけでなく、症状の再発を防ぐために全身のバランスを整えます。
ぎっくり腰は捻挫と同じような症状でもあるため、固定をおこなうことがあります。

 

【関節(椎間関節、仙腸関節)由来のぎっくり腰】

関節に炎症や微小なズレなどを引き起こし発症するタイプです。
このような症状に対してはトムソンテクニックという施術をおこないます。

 

上記に記したものが、もちろんすべてではありません。
ぎっくり腰とともに、下肢にしびれや痛みを伴うものはヘルニアを疑い、施術法や施術期間が変わってきます。
(ヘルニアの場合、最初は腰だけが痛くて後から臀部や足に症状が出ることがあります)

当院は多くのぎっくり腰患者さんが来院され多数の施術実績があり、経験豊富なスタッフが対応させていただきます。どうぞお気軽にご連絡、ご来院ください。
 

ぎっくり腰を発症すると痛くて動けなくなります。
そのため、発症した場合は安静にすることが必要になりますが、いつまでも安静にして身体を動かさないことはしてはいけません。

症状や個人により安静にする期間はさまざまですが、出来るだけ早めに身体を動かして日常生活に戻った方が圧倒的に早く良くなります
是非、早めに身体を動かし早期に日常に戻ることをお勧めします。

2022年08月23日 15:38

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